納豆が好きなら手作り納豆のすすめ
海外に住んでいる納豆好きの皆さん、納豆はどうやって入手していますか?
日本食料品店で冷凍物を買う…帰国したときにスーツケースに入れて持って帰る…等の方法があるかもしれませんが、これだと日本にいるときのように毎朝食べる状況にはなかなか近づけないのではないでしょうか?
海外生活も長くなってくると、海外で簡単に入手できない食べ物は自分で作ってしまえ!という考え方に変わってくる方も多いと思いますが、管理人もそんな一人です。とうとう納豆を手作りしてみました。
作ってみると案外簡単だし、一度にたくさん食べられて幸せを感じてます。市販の納豆パックって小さくてなんか物足りないなぁと思ってたんですよね。そんな大食い管理人の不満も解消です!
実際に作ってみて出来たばっかりの時はかなり臭くて「うわぁ、変なもの出来ちゃった〜」と不安だったんですけど、冷蔵庫に入れておくと臭いも落ち着いておいしさが感じられるようになりました。納豆に梅干しを混ぜて食べるのが大好きなんですけど、日本から買ってきた南高梅大粒のつぶれ梅を混ぜると絶品でした!(^_^)b 梅納豆、オススメですよ〜!
納豆作りのために準備したもの
納豆を手作りするに当たって、検索マニアな管理人は色々ググって調べてみました。その結果、導き出された納豆手作りレシピは、タニタのヨーグルトメーカーを利用するというもの。
納豆作りの一番大変なところは、24時間以上温度を40℃ぐらいに保つことらしいので、この工程をヨーグルトメーカーにお任せしようと思ったのです。これがないと、オーブンにペットボトルなんかでお湯を入れて調節したり、毛布にくるんでぐるぐる巻きしたり、何時間かおきに温度チェックしたりと大変なんですが、ヨーグルトメーカーがあれば、ほぼほったらかしでいい訳です。
というわけで前回帰国した際にタニカのヨーグルティアというヨーグルトメーカーを買ってきました。温度調節が25℃から65℃までできるので、納豆やヨーグルトはもちろん、パンの酵母とか甘酒とかも作れる優れものです。海外在住で「無いなら自分で作ってしまえ!」と思ってる人たちの強い味方です。
ヨーグルトメーカーは結構かさばるのでスーツケースの中でかなりスペースを取りますけど、一回持ってくればその後色々使えるので、頑張って持ってこられることをオススメします。最近はどこのエアラインもスーツケース2個とか預けられますしね。外箱から出して服やタオルにぐるぐる巻きして入れてくれば結構問題ないんじゃないでしょうか。(管理人は渋く風呂敷にぐるぐる巻きでした。^^)
それと必要なものといえば納豆菌です。楽天のマミーショップさんは海外への発送もしてくださるので便利です。
あとは、現地調達の普通の乾燥大豆といつも使っている圧力鍋くらいでしょうか。それと、小分け用のタッパーですね。そんなもんです。
納豆の作り方
では実際に作ってみましょう。私が参考にさせてもらったレシピはこちらです。(ほぼそのまんま)→ヨーグルティアで自家製納豆(ちなろこさん)
@大豆250gを洗い、一晩水につけておく。
A圧力鍋で大豆を40分蒸す。
B蒸している間にボールとか納豆菌用耳かきとか混ぜる用スプーンとか納豆菌水作成用小鉢とかヨーグルティアの容器などを煮沸消毒しておく。鍋に入らないものは熱湯をかけました。
C納豆菌水作成用小鉢に沸騰したお湯を少量入れ、冷めたら納豆菌を耳かき2杯分入れて溶かす。
D蒸し上がった大豆をボールに入れて納豆菌液をかけてスプーンでよく混ぜる。
E大豆をヨーグルティアの容器に入れ、内ぶたをせずに外ぶたをして、ヨーグルティアにセット。キッチンペーパーをかけて本体のふたを斜めがけします。
納豆菌が発酵するためには空気が必要らしく、密封はしてはいけないようです。ヨーグルティアの設定温度と時間は、42℃・24時間にしました。
F度々チェックしつつ、待ちます。キッチンペーパーが結構水分を吸っているので変えてみたり。結構臭いも出てくるので夫に「あ、臭いね。ごめ〜ん」といい訳がましく言ってみたり…。^^;
Gセットした時間が経過して、見た目が納豆っぽくなっていたらOKです。ニオイは相当クサイです。^^;
Hこのままだとかなり臭いがキツイので最低2日間冷蔵庫で寝かせて出来上がりです。私は寝かし3日目からが美味しいと思います。
I結構量が多いので、小さいタッパーなどに小分けして、用途に応じて冷蔵・冷凍保存してください。冷蔵の消費期限は…よく分からないのですけど、市販の納豆と同じくらいで考えておけばいいのではないかと思います。(そんなに長くないですよね。…………………………
…追記 結構持つかも。でも、自分の五感で感じ取ってくださいね。^^)