一時帰国中に人間ドックを体験しました!
日本で会社に勤めていたとき以来、これと言ってなにも検診のようなものを受けていない期間がかなり長くなってしまい、また、年のせいかしっかりと睡眠もとれなくなり、ちょっと自分の体に不安もあったので、一時帰国の際に思い切って人間ドックを受けてみました。そのときの経過や感想などを書き留めておきます。
まずは帰国前から病院選びと情報収集
人間ドックを受けるのが初めてで、どんなことをされるのかさっぱり分からなかったので、いろいろとホームページをさまよって下調べをしました。大体半日から一泊で受けるものが多いみたいですね。あと、事前に検便や検尿用に準備してもっていくとか、前日の9時以降は何も食べちゃいけないとか、女性は乳がんや子宮がん検診も受けた方がいいとか、マンモグラフィは痛いとか怖そうな情報も・・・。でも、せっかく診てもらうんだから怖いとか言ってらんないなぁ、と思い、いろいろたくさん診てもらえるものを選びました。
あと管理人は日本での滞在先は田舎の実家なのですけど、なんとなく実家につく前に首都圏近辺で受けておきたいな、と思ったので新宿で受けておくことにしました。
(あまりいろんなことをおおっぴらに話す家族関係じゃないので^^;)
ちなみにこちら→金内メディカルクリニック 選んだのは一泊人間ドックです。
※余談ですが、ここには痛くない巻き爪治療もあるらしく、行く行くはそれもお世話になるかも…と思ってます。
予約フォームの住所欄には海外在住の選択肢もあり、もしかして一時帰国の時にここで人間ドックを受けてる人が結構いるのかな、と思わせる一面も見受けられました。連絡手段もメールで大丈夫でしたし、なかなかよい感じ。まぁ、ちょっと高いかな、とも思いますが。あ、そうそう、加入している健康保険によっては安くなったりすることもあるらしいです。(管理人の場合は国民健康保険なので割引ナシ)値段は一泊ドックに乳腺エコーをつけて7万ちょい。料金は変わっているかもしれないので、ホームページでチェックしてみてください。
人間ドック前日までの準備
滞在先のホテルに検診セットなるものが届いていたので開けてみると、検診科目一覧表と問診票二枚、検便・尿検査の容器が入っていました。検便は二回分。女性は生理時は検査できないらしいです。便の採取・・・結構大変でした。泊まってたホテルのトイレはなんというか・・・傾斜がきつくて・・・まぁ、詳細は書きませんが、実際にやってみると分かってもらえるかもしれないです。^^;
ドック前日は夜9時以降に食べてはいけません。寝る前までは水は飲んでもいいみたいですが。在住国の夕食が結構遅いところなのでこれはちょっとキツいかな、と思っていたんですが、割と大丈夫でした。帰国4日目にしてしっかり日本の習慣(早めの夕飯)に戻ってたみたいです。^^
人間ドック一日目
早めに受付をすれば午後に検査結果・生活指導が受けられると言うことだったので、8時半受付のところ8時にクリニックに向かいました。受付をすませた後は係のお兄さんに言われるままに荷物を預け、着替えをし、ガウンを羽織って通路で待っていました。
しばらくすると、血圧測定に呼ばれ、その後も心電図、なんたらエコー、胸部レントゲン、バリウム飲んでひっくり返る検査、身体測定、目の検査、血液検査、乳腺エコー、診察(直腸診・乳房触診を含む)、子宮頸部細胞診(これはジュースを飲みながらちょっと待つ)・・・と忘れている検査もあるかもしれないですけど、大体こんな感じで次々に検査されていきます。早めに受付を済ませたせいか、ひどく待たされることもなく検査は11時過ぎに終了しました。
一泊と言っても午前中は終わるんですねー。なんだか終わってほっとすると同時に拍子抜けな感じがしました。^^ 直腸診と子宮細胞診が少々恥ずかしく、バリウム飲む検査が思いのほか重労働で大変だったのと、注射が苦手なために血液検査はかなり恐怖でしたが、終わってみればあっという間でした。
その後はお会計をして、近場のお食事処で利用できるランチチケットをもらって終了です。ちなみにランチはお店がいくつか候補があってその中から選ぶんですけど、私はとんかつ屋さんにしました。Eランチだったかな?肝心のとんかつが入っていないセットだったんですけど、カニクリームコロッケが非常に美味しかったです。^^
午後には検査結果を聞きにクリニックに戻り、院長先生にレントゲン写真やらエコーの写真やらを見せられながら結果を詳細に説明してもらいました。本日のメニューはこれで終了。最後にバリウムを飲んだ人用の下剤をもらい、明日の検査のための注意事項を聞きました。今晩はまた9時以降食事制限することと、明日の朝はクリニックに来るときに寄り道してトイレ小をしないことが言い渡されました。
人間ドック二日目
2日目の検査はクリニックに着いたらすぐに検尿と採血、その後あまいジュースみたいなものを飲んで一時間ごとに検尿と採血を2回繰り返すという検査でした。(本人は何の検査科よく分かっていない^^;) 今日のメニューはこれだけ。なんてことはないように思えるかもしれませんが、注射が苦手な私には結構つらい検査でした。しかも水分をあまり摂っていないため、トイレ小がなかなか出ない!「50ml入れてください」と言われても、出ないものは出ないのです。毎回しぼり出しても25ml程しか入っていないカップを申し訳なく提出させて頂きました。^^;
まぁ、なんとか検査も終えて無事全て終了です。軽食チケットをもらって近くの喫茶店でサンドイッチを食べて帰りました。なんてことはないサンドイッチも日本では美味しいですね。紅茶も美味しかったなー。たばこ臭いのがちょっと残念でしたが、いい感じのお店でした。
人間ドックの結果はどうなる?
1日目に結果が分かるものはその日の午後に検査結果を聞くことができたのですけど、子宮細胞診とか2日目の検査の結果は直後には出ません。これは3週間後くらいに指定の住所に送り届けられるらしいです。私が実家にいる間に届けばいいんですけど、ちょっと無理かなー、と思ってます。(そうです。まだ受けたばっかりなんですよ。) ま、しょうがないから両親にドックを受けたことを言って、私が帰った後に結果が届いたらコピーを送ってもらうことにしました。
一応在住国に送ってもらえるかどうか聞いてみたんですけど、「ちゃんと届くか分からないので」と断られました。ですが、私も同意します。私が住んでいる国の郵便事情はイマイチ・イマニ・イマサン位なので^^; もしかしたら郵便事情がきっちりしている国だったら送ってもらえるのかもしれませんので、機会があったら聞いてみてください。
後日談 結局2週間後に滞在中の実家の方に届きました!保険無しの検診だったからかな?結構しっかりとした結果表が届きました。メデタシメデタシ。^^
人間ドックを受けてみた感想など
初めての人間ドックを終わってみて、「これは毎年受けておくとよいものなのかも」というのが率直な感想です。思ったよりも怖くなかったし、看護師さんたちはやさしいし、自分の体の状態も分かるし。(ランチも美味しかったし^^)
実は直腸診の際に子宮に何かあるのが見つかったので、実家に帰ってから近くの病院の婦人科にも行ってきました。そこで診てもらった結果、子宮筋腫ではなく子宮内膜症というものだと言われました。まぁ、小さいし、今のままだったら何とか閉経まで耐えていくしかない(もしくはピルを飲んで症状を抑えていく)と言われたんですが、人間ドックを受けなかったらそれも分からなかったことなんだよなー、と思ってます。あとは高血圧気味で、院長先生から歩くことをアドバイスされたことで、「歩かなきゃなー」と前々から思っていたことを再認識しています。なんとなくお医者さんに言われると、「そうだよね、気をつけなきゃね」という気にさせられます。
自分の体や健康に無頓着だった若い頃とはやっぱりもう話が違うので、少しでも長く生きて楽しいことをするために、少しでも美味しいものをたくさん食べるために、自分の体を気遣っていきたいな、と思っています。皆さんも機会があったらお試しくださいね!